雄山高校 進路指導の重点

学習習慣を確立し、基礎学力を充実させ、具体的な進路目標を定めて、主体的に進路を拓けるよう支援します。また、生徒が自己の第一志望と定めた目標に向けて、それに対応し得る学力や思考力を身に付けるよう、全教職員一丸となって、計画的に指導を行います。

具体的方策

a 1学年から進路意識を高める指導を推進し、担任との面接を重視する。面接による指導を繰り返すことで生徒の進路意識を向上させ、3年間の活動を継続的、有機的に関連づける。
(a)「総合的な探究の時間」(柏葉タイム)を軸に、HRの時間も活用して指導を行う。
(b)進路希望調査、進路適性検査などとともに、ポートフォリオやキャリア・パスポートを活用して、生徒の個別指導に役立てる。
(c)職業や仕事、上級学校について学ぶ機会をつくる。生徒自身の調査活動を支援する。社会人講師による講座を催す。インターンシップ及び上級学校見学(オープンキャンパスへの参加を含む)や職場見学などを実施する。
(d)各種の進学・就職ガイダンスへの積極的な参加を促す。
(e)早期に生徒個々の進路志望を明確にし、自己の表現を活性化するとともに、論理的な思考力・記述力を身に付けるよう導く。

b 学習習慣の確立につとめ、基礎学力の定着を図る。
(a)生徒の主体的な取り組みを引き出す授業の工夫を行う。
(b)週末課題や課題テストを計画的かつ継続的に実施することにより、家庭学習の習慣化ならびに基礎学力の定着と伸長を図る。
週末課題は、各学年で課題量等の調整を行う。
課題テストは、授業を基本とした内容になるよう留意し、学習意欲の喚起を図る。
成績不振傾向の生徒には、繰り返し取り組ませることにより、基礎学力を定着させる。
(c)「高校生のための学びの基礎診断」や校外の各種テスト(各種検定を含む)を活用し、進路目標設定に役立て、一層の学力向上に努めさせる。外部模擬試験は、生徒の実態に合うように試験の種類を精選し、対象生徒を絞る。
(d)漢字検定、数学検定、英語検定については希望者に挑戦させる。また、生活文化科は専門分野に関する検定に取り組ませる。
(e)高い進路志望を持つ生徒に対しては、個別指導を中心とした指導を行う。

c 各学科及び各学年との連携を取りながら、全ての教員の理解と協力を得て、一斉指導や個別面接を充実・徹底し、常に生徒の実態を把握して、学力・人間性の向上に努める。
(a)進路目標(コース)別に補習等の形態を工夫し、生徒個々の目標に沿った指導を行う。
(b)社会情勢の変化と生徒の進路志望の多様化に鑑み、職業・仕事を学ぶ機会をつくり、面接・小論文指導を行う。